令和6年12月16日、奈良県庁5階記者会見場で、「令和6年度交通安全功労者表彰状伝達式」を開催しました。
この表彰は、地域社会における交通安全思想の普及又は交通安全の確保に貢献し、全国で特に顕著な功績があったと認められる個人や団体等に対して国の交通対策本部長(内閣府特命担当大臣)が表彰するものです。
令和6年度の表彰については、全国で個人では20名、団体では4団体、市町村では4市町村が受賞され、奈良県では、天川村が受賞され、県の毛利地域創造部長が、天川村の車谷村長に表彰状及び楯の伝達を行いました。

天川村は、村の交通対策協議会を主体として地元警察署や交通安全協会などの団体や村内の学校と緊密に連携し、春と秋の交通安全運動での広報啓発活動はもちろん、交通安全設備の改善等に積極的に取り組むほか、日頃から街頭指導や村内全世帯が受信出来る自治体放送を活用し、こども、高齢者をはじめとする全ての年齢層に対する交通安全意識の向上を図るための啓発活動を常に実施してこられました。また、天川村には観光等で毎年多くの方が訪れますが、直近10年間の交通事故死者数がゼロであったこともあり、これらの功績が認められ、今回の受賞となりました。
天川村の車谷村長は「自治体の放送や地道な啓発活動により、村民も含め村全体で交通安全意識を高めている。今後も継続して活動していく。」と述べられました。
