奈良県水道事業は、令和7年4月1日より他27団体と事業統合し奈良県広域水道企業団となりました。
詳しくは、奈良県広域水道企業団のホームページをご覧ください。
https://www.union.nara-water.lg.jp/
粉末活性炭注入設備
(ふんまつかっせいたんちゅうにゅうせつび)
ダムから流(なが)れてきた水は、桜井浄水場(さくらいじょうすいじょう)の1.5km(キロメートル)ほど東にある接合井(せつごうせい)という水槽(すいそう)を通(とお)ります。 接合井(せつごうせい)では、粉末活性炭(ふんまつかっせいたん)をいれます。写真(しゃしん)に写(うつ)っているのが、粉末活性炭(ふんまつかっせいたん)をいれるための設備(せつび)です。 ダムの水には、トリハロメタンの元(もと)になる物質(ぶっしつ)や、かびのにおい、農薬(のうやく)などがまじっています。 粉末活性炭(ふんまつかっせいたん)には、これらの物質(ぶっしつ)をくっつける働き(はたらき)があります。
・・・トリハロメタンというのは・・・ 塩素(えんそ:もうすこし先(さき)にすすんだところで説明(せつめい)があります) と、水の中の汚れ(よごれ)がくっついてできる毒(どく)のある物質(ぶっしつ)です。 トリハロメタンのほかにも、ハロ酢酸(さくさん)という物質(ぶっしつ)などもできます。
これが粉末活性炭(ふんまつかっせいたん)です。椰子殻(やしがら)などの炭(すみ)の粉(こな)ですので、黒色(くろいろ)をしています。
これらの物質(ぶっしつ)がくっついた粉末活性炭(ふんまつかっせいたん)を取(と)り出(だ)すことで、安全(あんぜん)な水をつくることができます。
〒636-0302
奈良県磯城郡田原本町大字宮古404番地7
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