生物接触濾過池

生物接触濾過池

(せいぶつせっしょくろかち)

生物ろ過池全景写真

 原水池(げんすいち)から出(で)た水は、生物接触濾過池(せいぶつせっしょくろかち)に入ります。写真(しゃしん)に写(うつ)っているのが、生物接触濾過池(せいぶつせっしょくろかち)で、水色(みずいろ)のフタの下に、水槽(すいそう)があります。

 生物接触濾過池(せいぶつせっしょくろかち)には、目(め)にみえない小さな生き物(いきもの)が、たくさん棲(す)んでいます。この生き物(いきもの)を濾過細菌(ろかさいきん)といいますが、濾過細菌(ろかさいきん)は、水の中の汚れ(よごれ)を食(た)べて生(い)きていますので、生物接触濾過池(せいぶつせっしょくろかち)を通(とお)った水は、すこしきれいになります。

生物濾過池水槽写真

 フタを開(あ)けたところです。底(そこ)に、アンスラサイトという、質(しつ)のよい石炭(せきたん)を砕(くだ)いてツブにしたものが敷(し)いてあり、このツブの中で、濾過細菌(ろかさいきん)が生(い)きています。

 光(ひかり)が入ると、藻(も)がはえたり、濾過細菌(ろかさいきん)と違う(ちがう)生き物(いきもの)が増(ふ)えてくるので、フタをして、真っ暗(まっくら)にしています。