奈良のむかしばなし
本文へ移動
検索対象選択
ホームページ
検索
Foreign Language
文字サイズ
標準
拡大
背景色
黒
白
パソコン画面表示
県民情報
観光情報
防災・危機管理
現在位置
県民情報
県の組織
総務部知事公室
広報広聴課
県の広報誌「県民だより奈良」
バックナンバー
2月号
奈良のむかしばなし
ツイート
メニュー表示
ご意見箱 ご相談・お問い合わせ はこちらです。
メインメニュー
検索
検索対象選択
ホームページ
よくある質問
施設を探す
組織から探す
ホーム
警察
議会
教育委員会
電子行政サービス
広報広聴
くらし・環境・税
住まい
消費・食生活
環境・リサイクル
税金・ふるさと納税
県土づくり
防災・防犯
景観づくり・まちづくり
結婚・子育て・家族・ストップ!児童虐待
協働・NPO・ボランティア
移住・定住
奈良県ひきこもり相談窓口
教育・人権・交流
教育・青少年
生涯学習・スポーツ・文化
人権・男女共同参画
海外・国際
県内の公立学校
保健・医療・福祉
医療
健康・保健
サービス・制度
高齢者・障害者
しごと・産業
企業支援・融資・企業立地・商業振興
雇用・労働
農林水産業
土地・都市計画
公共工事発注見通し
入札等の発注情報
入札・調達手続き
環境対策・生活衛生
各種免許・資格
開発・建築
入札・調達
県政情報
分野別計画
施策紹介
採用情報
市町村支援
条例・規則
各種審議会情報
統計情報
県公報
行政資料・刊行物目録
行財政改革
行財政運営の基本方針
行政評価
オープンデータカタログサイト
ご意見箱 ご相談・お問い合わせ はこちらです。
閉じる
2月号
県政ホットニュース
特集
県政スポット
はじめての万葉集
奈良のむかしばなし
新発見!おいしい奈良
奈良養生訓
奈良印良品
統計から知る奈良
奈良おみやげミュージアム
うちの学校自慢
うふふ川柳
ふるさと奈良への便り
奈良県議会だより
奈良のむかしばなし
廣瀬神社が鎮座する北葛城郡河合町川合は、その名の通り、葛城川、佐保川、曽我川などいくつもの川が大和川と合流するところ。明治の中ごろまで物資の集散地として賑わった。
ただ、一帯は沼地であった。そんな地にあって、廣瀬神社は、水田を守り、河川の氾濫を防ぐ水神を祀る神社として古くから信仰されてきた。
*
昔、河合に藤(ふじ)時(とき)という里(さと)長(おさ)がいた。ある日の夕方、家の外に神様が人の姿で現れた。顔の美しい若者で、花模様の着物を着、芳(かぐわ)しい香りを漂わせていた。そして里長にこう言った。「お前の家の北に池があろう。あれは水足池で、底は深く、竜王がすんでいる。そこで、その池の上にご殿を造ることにしよう。承知するか」と。
藤時は困った。「池の上はいつも波が高いので、わたしら人間は、とても泳いでご殿は建てられません」
すると、若者は言った。「おまえたちは水に溺(おぼ)れることを恐れているようだ。もし、池の水をなくして平地にすると、ご殿を造ることを承知するか。そのしるしは、翌朝見られたい」と言って姿を消した。
翌朝、驚いたことに、水足池は、水のない平らな地に変わっていた。そこで、藤時は、大工を呼んでご殿を建てた。これを水(みず)足(たる)明(みょう)神(じん)という。
このことを、急いで朝廷に伝えると、天皇の使いである勅(ちょく)使(し)の人たちがきて、厳かにお祭りをされたという。
*
廣瀬神社の創建にまつわる言い伝えも、ほぼ同じ。崇神天皇のとき、水足池が一夜にして陸地となり、橘(たちばな)の木が多く生えた。これが天皇に伝わり、社殿を建ててお祭りをした、と。
今、朱色の大鳥居をくぐると、長い参道が続く。大樹が深々と天をおおい、冬の柔らかな木洩れ日と鳥の声が、ゆっくりと古代の神域にいざなってくれる。
白(はく)砂(さ)の斎(ゆ)庭(にわ)に、黄色い実をいっぱいに付けた橘の木が数本。その向こうに荘厳な拝殿と本殿。
西へ曲がると、昔話に登場する「水足明神」を祀る小さな社と、横に沼のような小池が残る。向こうには、今もいくつもの川を集めて流れる大和川の高くどっしりとした土(ど)堤(て)が見える。静寂の境内は、古代が甦ったかのような懐かしさにつつまれていた。
水足明神
神社の地はもと水足池の沼地であった。現在は拝殿の西側に小池があり、水足池という。池の淵にひっそりと水足明神が祀られている。
砂かけ祭 (2月11日)
豊作を祈願する「お田植祭」で、雨に見立てた砂をかけ合う大和の奇祭。午前は、拝殿で、苗代作りから田植えまでの所作を、田人、牛役、早乙女らが演じる。午後は砂庭に青竹4本を立て、しめ縄を張った田圃(たんぼ)で午前と同じ所作。太鼓の合図で、田人らと参拝者が一緒になり砂をかけ合う。砂を激しくかけ合うほど豊作になるとか。そのあと豊穣を祈る松苗と無病息災を願う田餅が撒(ま)かれる。レインコート、ゴーグルの用意を。
※「県民だより奈良」は県内の各家庭にお届けしています。
市町村窓口、県の施設などにも配置しています。
※点字と声による「県民だより奈良」も発行していますので、必要な方は県広報広聴課へご連絡ください。
県では、経費削減のために、「県民だより奈良」の裏表紙に有料広告を掲載しています。
広告の申込・お問い合わせは、株式会社キョウエイアドインターナショナル大阪支社(TEL:06-4797-8251)まで
お問い合わせ
広報広聴課
〒 630-8501
奈良市登大路町30
報道係
TEL : 0742-27-8325
広報制作係
TEL : 0742-27-8326
/
FAX : 0742-22-6904
デジタル広報係
TEL : 0742-27-8056
県民相談広聴係
TEL : 0742-27-8327
/
FAX : 0742-22-8653
相談ならダイヤル
TEL : 0742-27-1100
添付資料を見るためにはビューワソフトが必要な場合があります。詳しくはこちらをご覧ください。
スマートフォンでご利用されている場合、Microsoft Office用ファイルを閲覧できるアプリケーションが端末にインストールされていないことがございます。その場合、Microsoft Officeまたは無償のMicrosoft社製ビューアーアプリケーションの入っているPC端末などをご利用し閲覧をお願い致します。
県民だより奈良
月別バックナンバー
コーナー別
スマホアプリ「マチイロ」でも電子書籍版がご覧になれます。
詳しくはこちら
電子書籍ポータルサイト「奈良ebooks」でもご覧になれます。
詳しくはこちら
ページの先頭へ
個人情報の取り扱いについて
リンク・著作権・免責事項
ウェブアクセシビリティ
奈良県庁 〒630-8501 奈良市登大路町30
地図・アクセス
県庁代表電話番号: 0742-22-1101
県庁各課室への電話番号はこちら
(受付:午前8時30分~午後5時15分)
(C) 2023 Nara Prefecture
スマートフォン表示