コレクション(所蔵作品)
奈良県立美術館のコレクションは、日本美術を中心に鎌倉時代から現代に至るまでの優品、奈良にゆかりの深い美術工芸品を随時収集し、平成最後の時点で館蔵品は4,100点を超えています。また、Googleのアートプロジェクトにも参加しており、現在50点の作品を公開しています。 こちらから、県立美術館のページをご覧いただけます。
2024年3月、国立アートリサーチセンター(NCAR)が運営するデータベース、全国美術館収蔵品サーチ「SHŪZŌ」に連携し、当館の主要なコレクションの基礎情報を公開いたしました。
◆吉川コレクション
風俗史研究家・日本画家の吉川観方氏が収集したもので、浮世絵などの近世絵画、染織をはじめとする工芸品など約2,000点からなります。江戸から明治にかけての服飾史・風俗史をたどることができるコレクションで、当館設立のきっかけとなりました。
◆由良コレクション
歴史哲学者の由良哲次氏 が収集したもので、曽我蕭白「美人図」や伝雪舟「秋冬山水図屏風」をはじめ中世~近世の日本絵画、中国絵画、書跡、彫刻、工芸など約100点で構成されます。
◆大橋コレクション
実業家・化学者の大橋嘉一氏が収集したもので、1950~60年代の前衛的な日本美術の動向を見ることができます。桂ゆき、工藤哲巳、白髪一雄、杉全直、須田剋太、津高和一、難波田龍起などの絵画約500点からなります。
◆富本憲吉の作品と奈良ゆかりの近代・現代美術
奈良出身で近代陶芸の巨匠・富本憲吉の作品は約160点収蔵しているほか、井上武吉、上村松園、絹谷幸二、杉本健吉、田中敦子、田中一光、不染鉄、普門暁など、奈良にゆかりの深い近代・現代作家の作品を随時収集しています。
奈良県立美術館コレクション100選
以下から分野別に所蔵品の一部をご覧いただけます。
◎絵画(東洋絵画・江戸時代以前の絵画から)
◎絵画(近代・現代の絵画から)
◎浮世絵
◎陶芸家 富本憲吉作品コレクション
◎彫刻
◎工芸
◎書跡