奈良県立美術館は、美術の振興を図り、県民文化の向上に資するため、 1973年3月、風俗史研究家・日本画家の吉川観方(よしかわ かんぽう) 氏が収集した江戸時代の日本画、浮世絵、各種工芸品などの寄贈を機に 開館しました。その後、由良コレクション、大橋コレクションなどがまとまって寄贈されました。 また、富本憲吉(とみもと けんきち)の近代陶芸のほか、奈良にゆかりの深い作家などの作品も随時収集し、現在の所蔵品は鎌倉時代から現代に至るまでの絵画、工芸、彫刻、書跡、風俗資料など4,100点を超えています。
こうした収集活動と作品の調査研究を基礎として、県民のニーズに答えるために種々の展覧会を開催しています。 たとえば、1989年からエルミタージュ美術館など諸外国の美術館と国際交流美術展を開催する一方、奈良にゆかりのある展覧会も開催しています。
沿革
昭和44年12月
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県立美術館(仮称)の建設が決定し、予算措置される。
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昭和45年07月
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県立美術館(仮称)の基本設計を建設大臣官房官庁営繕部に委託
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昭和46年03月
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県立美術館の建設について県風致審議会の同意を得て、工事請負契約を締結する。
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昭和47年07月
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建物本体工事完了
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昭和47年10月
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奈良県立美術館設置条例公布
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昭和47年11月
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奈良県立美術館開設事務所設置
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昭和48年03月
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奈良県立美術館竣工式が行なわれ開館記念「富本憲吉展」を開催
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昭和53年04月
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美術館増築にかかる設計を委託
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昭和53年07月
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美術館増築について県古都風致審議会の同意を得る。
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昭和53年11月
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美術館増築工事について工事請負契約を締結する。
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昭和54年10月
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美術館増築工事完了
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平成05年03月
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美術館改修工事完了
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