ギャラリー

ギャラリー展示「奈良晒―麻から糸へ、糸から布へ―」(入場無料)

[協力]月ヶ瀬奈良晒保存会

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2016年11月 依水園における展示の様子

高級麻織物のひとつである奈良晒は奈良の名産として知られ、江戸時代には「麻の最上は南都なり」と評されたほどでした。のちに他産地との競合もあって生産規模は縮小していきましたが、生産を継続する努力が続けられ、1979(昭和54)年3月には「奈良晒の紡織技術」が奈良県無形文化財に指定されました。その伝統的な技術を伝承するため活動している月ヶ瀬奈良晒保存会による展示を1Fのギャラリーで開催します。

 

◆糸づくり(()()みと()りかけ)の体験

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左 2016年8月 奈良県立民俗博物館における体験の様子

右 2017年3月 ロマントピア月ヶ瀬における体験の様子

原料の麻の繊維を均等な細さに裂き、よりつないで糸にする「み」と、 経糸を作る工程の一つ、「りかけ」の作業を体験できます。

7月28日(日)・8月18日(日)

※ご参加には当日の展覧会の観覧券が必要です。開催時間・定員・申し込み方法など詳細はこのサイト内でお知らせします。