学芸員と巡る単眼鏡ツアー

 

学芸員と巡る単眼鏡ツアー

日時:2025年4月12日(土)・5月11日(日)

   (1)10:00-  (2)11:00- (3)13:00- 各回約50分

定員:各回10名(開始30分前より整理券配布)

参加費:無料(当日の観覧券が必要)

 

日本の古美術は、手に取ったり近づいたりして眺めることを前提に作られました。扇絵や浮世絵は手元で眺めるものですし、屏風や掛軸は、室内のしつらえとして、人々は作品のすぐそばで鑑賞していました。作品をガラスケースや額の中に入れた状態で眺めるのは、当初の鑑賞方法ではなく、美術館における現代特有の鑑賞方法です。これには、作品保護や設備の問題から、細部の鑑賞が難しい環境に展示するしかないという事情があります。

しかし、ここでお役に立つのが、細部を拡大できる単眼鏡というアイテムで、単眼鏡でしか発見できない緻密な描写や筆致があります。学芸員と一緒に、古美術を単眼鏡で覗いてみませんか。

 

 

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