(1)平成26年度における児童虐待相談への対応件数
・県こども家庭相談センターの対応件数 1,567件(5年連続で過去最多)
・市町村の対応件数 1,889件
注)「対応件数」とは、県及び市町村が受付けた児童虐待相談に対して行った対応(助言指導、継続指導、措置等)の件数である。
(2)平成26年度に虐待を受けた又はそのおそれのある児童数 3,421人
<対応件数の内訳>
- 県こども家庭相談センターの対応件数は、平成25年度より175件(12.6%)増加し、5年連続で過去最多件数。
- 被虐待児の年齢内訳は、「小学生」が505件(32%)と最も多い。また、「3歳~就学前児童」(460件、30%)と「0~3歳未満」(266件、17%)を合わせた47%が就学前の児童となっている。
- 虐待種別のうち、「心理的虐待」が811件。前年度と比べて251件増(約1.5倍増)と著しく増加した。これは、児童の面前で起きたDVについて「心理的虐待」として通告される件数が増加したことに起因すると考えられる。また、このことにより、「主な虐待者」のうち「実父」が213件増(前年度比52.1%増)、「経路」のうち「警察等」が293件増(前年度比141.5%増)と著しく増加している。
- 一方、「身体的虐待」は379件で、平成25年度から連続して減少しており、前年度と比べて31件減(7.6%減)である。
- また、市町村の対応件数は、平成25年度より64件減(3.3%減)となっている。
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