平成27年度第1回奈良県教育サミット
平成27年度第1回奈良県教育サミットを開催しました。
荒井知事と吉田県教育長、県内市町村の各首長等と教育長等が一堂に会し、教育課題について情報共有と活発な協議がおこなわれました。
=以下、主な内容=
日 時: 平成27年7月10日(金)
10:00~12:00
場 所: かしはら万葉ホール
出席者: 荒井知事、吉田県教育長
各市町村長、各市町村教育長
議 題:1) 奈良県総合教育会議の考え方
2) 平成26年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果について
グループ協議及び発表:
1) 奈良県教育振興大綱策定に向けた課題の設定について
2) 平成26年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果について
○ 県の提案と主な意見
・ 県の総合教育会議や大綱の策定は、全ての課題を議論する。また、できる限りオープンに進めたい。
・ 奈良県としてのオリジナルな“教育訓”を掲げることができないか。
・ 保護者と協力して、規範意識を一層高めていく必要がある。
・ 所得格差により、特に貧困家庭問題が教育においても負の連鎖を招いている。
・ 過疎地域では、児童生徒数の減少が今後の大きな課題である。子どもの教育環境、
部活動 、教員の確保など、行政区域を越えた対応策を見いだす必要がある。
・ スポーツ活動について、合同チームでの出場を可能にするなどにより、
様々な大会に出場 できるような方策も検討してほしい。
○ 総括:
・ 県は大綱を策定し、PDCAでフォローアップをしていきたい。
・ 県の教育の目的は「育人」、人を育てるということ。本人の能力を伸ばすということを
奈良県教育では主眼とする。
・ 教員の研修、教員の「育人」がパーソナルマネジメントの大きな課題である。
・ 教育と行政がより一層コミュニケーションを図るには、このような場が必要。
・ 就学前教育では、県と市町村の双方が役割を担っており、県や市町村といった所管を越えた協議が必要。
県がブリッジの役割を果たしたい。
○ 今後の対応:
・ 事務局において、今回の協議で出された意見等も参考にし、本県の教育課題の整理や抽出を行い、
必要に応じて有識者の意見を求める等して、次回の奈良県総合教育会議に報告する。
・ 今後、「奈良県総合教育会議」と「奈良県教育サミット」での議論を更に重ね、
奈良県教育振興大綱策定に繋げていく。
・ 県総合教育会議事務局と市町村担当事務局との新たな連絡会議を設定し、それぞれの総合教育会議
における資料等を持ち寄るなどして、県と市町村間の情報交換を積極的に行う。
<会議資料>
次第、
資料1、
資料2、
資料3、
資料4