1 家計調査とは
家計調査は、世帯の皆様に毎日の家計の収入や支出を家計簿に付けていただき、その結果を取りまとめ、国民生活の実態を家計の面から明らかにするための調査です。この調査は全国の世帯(学生の単身世帯等を除く)から一部の世帯を抜き出して調査し、その結果から全国の世帯の家計収支を推定するという標本調査の方法で、全国168市町村、約9,000世帯の協力を得て実施しています。
昭和21年7月から始められた家計調査は、以降1日も欠かさず続けられ、我が国の経済や国民生活の分析、賃金算定や消費者物価指数の算定資料に利用されるほか、様々な施策の基礎資料を得るため不可欠なものとなっています。
奈良県では、現在、奈良市と五條市で調査が行われています。(総務省統計局HP)
2 奈良市の家計調査結果
家計調査では、都道府県庁所在市の調査結果が公表されています。
奈良県においては奈良市の結果が公表されていますが、奈良市の調査結果については、標本世帯数が少ないため、標本誤差は大きく、前年度や全国の結果と数値を比較するには注意が必要です。