社会福祉施設等における新型コロナウイルス感染症対策マニュアル(令和5年1月改訂版)
NEW! 〈令和5年1月19日公開〉
★令和5年1月25日、修正差し替えを行いました。(修正箇所:6~8ページ)
奈良県の高齢者施設における新型コロナ感染対策の拠り所として、令和2年10月の初版策定時から活用いただいてきた本マニュアルについて、この度、非常に感染力の強いオミクロン株の特性や、施設外においては感染対策が緩和されつつある動向を踏まえ、大幅に加筆改訂を行いました。
前回令和4年3月改訂時から掲載し、最もご活用いただいている感染発生時の最低限の初動対策を端的にまとめたチェックリストはさらにバージョンアップし、また、生活場面ごとの感染対策に関する動画付き解説も引き続き掲載しています。
新型コロナが感染症法上5類に移行しても、ウイルスの感染力や高齢者の重症化リスクが低くなるわけではありません。他方、職員が施設外で感染するリスクはより高まりますので、本マニュアルに基づく感染対策の重要性はむしろ高まると思われます。
(奈良県立医科大学 感染症センター 笠原教授 監修)
令和5年1月改訂版のポイント
(1) 職員の施設外での感染は完全には避けられない現実を直視し、職員が感染していても入所者等に感染させない方法を解説
(2) 療養期間や濃厚接触者の待機期間と感染性のある期間との乖離について解説
★療養期間や待機期間が短縮されても、感染リスクが残る期間が短くなるわけではない!
(3) 初動を誤らせる陰性の検査結果への過信について注意喚起(抗原・PCRいずれも)
(4) エアロゾル感染対策の要!換気の方法に関する情報提供を充実
(5) 多床室における初動で重要な陽性入所者の隔離のための部屋移動の考え方を解説
(6) その他、クラスター施設で見られた感染対策の落とし穴や各種誤解を新たに紹介
(例)ビニールシートのエアロゾル遮断効果、消毒液携帯の注意点、大声のリスク、等
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⇒こちらからどうぞ(PDF冊子)
※ 本改訂版マニュアルに対するご質問・ご意見は こちら
※ 本マニュアル最後「各種業務の実際」の動画付き解説部分の元である、令和3年8月4日公開の「社会福祉施設コロナ感染対策「こんな時はどうする?」解説集」は こちら
笠原教授による本マニュアル改訂のzoom説明会(令和5年1月30日)の録画配信について、以下「チェックリスト」の下の 「WEB教材」コーナーに掲載しています。(説明会でどのような事柄が取り上げられたかについてはこちら )
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