事業の概要
奈良県では、令和2年4月に新型コロナウイルス感染症患者の診療等に従事する医療従事者等の皆様への支援など、新型コロナウイルス感染症対策に必要な施策の推進を図るため、奈良県新型コロナウイルス感染症対策基金を設立し、多くの方々にご賛同いただきました。
ご寄附をしていただきました皆様のご厚意に心より感謝申し上げます。
この度、県民の皆様や事業主の皆様からの寄附金を財源として、強い使命感を持ち、拡大防止や収束のために新型コロナウイルス感染症患者等に対応する業務に従事した医療従事者等の方々に対して、心からの感謝とともに、激励金を支給することになりましたのでお知らせいたします。
対象者
激励金の支給対象者は、(1)に掲げる医療機関に勤務していたことがあり、対象期間(※)中に(2)に掲げる業務に従事した者であることとします。
職種、勤務形態(常勤、非常勤)は問いませんが、対象となる期間(※)中に直接雇用されていた者に限ります。
(※)対象となる期間 令和2年4月~10月
(1)対象医療機関
新型コロナウイルス感染症の患者又は感染の疑いのある者(以下「患者等」という。)の入院受入医療機関、帰国者・接触者外来を設置する医療機関、奈良県発熱外来認定医療機関の認定等に関する要綱第5条により認定を受けた発熱外来認定医療機関、その他知事が必要と認めた医療機関
(2)対象業務
患者等の身体に直接接触又は近接して行う業務(診察、治療、看護、検査、機器の調整、搬送等)
患者等により汚染又は汚染したおそれのある物件の処理業務
その他知事が必要と認める業務
支給額
支給対象者が(2)に従事した日ごとに2,000円とします。
なお、1日あたりの対象業務への従事時間は問いません。
支給方法
原則として、対象医療機関を通して支給するものとします。
令和2年4月~6月を対象期間として、12医療機関に勤務する医療従事者等の皆様(延べ19,686人)に
合計39,372,000円を 支給しました。
令和2年7月~10月を対象期間として、188医療機関に勤務する医療従事者等の皆様(延べ68,761人)に
合計137,522,000円を 支給しました。