本県では、道路整備を総合的かつ計画的に推進するため、平成26年7月に、今後5箇年の道路の方向性を示した「奈良県道路整備基本計画」を策定、令和元年10月に改定し、多様化、複雑化する道路整備の取組を体系的、総合的、計画的に進めてきました。
これまでの取組で、道路整備は着実に進捗している一方で、社会資本整備をめぐる状況は大きく変化してきており、特に、切迫する巨大災害や深刻化するインフラの老朽化、急速に進展する技術革新や交通体系の多様化、インバウンド観光需要への対応などといった社会の要請に応える必要があります。
この度、従来の考え方や取組を継承しつつ、社会情勢の変化や、本県の道路を取り巻く状況の変化などに対応するため、本計画を改定し、引き続き県民の皆様のご理解とご協力を賜りながら、道路整備を推進して参ります。