アルコール健康障害対策について
お酒は私たちの生活に豊かさと潤いを与える物である一方、多量飲酒や不適切な飲酒は本人の健康を阻害し、飲酒運転、暴力、虐待、自殺などの様々な健康障害に関連します。
これらの問題を防ぐためには、お酒の特性や飲酒に伴う危険を正しく理解することが大切です。
アルコールと依存
多量のお酒を長期にわたって飲み続けることで、お酒がないといられなくなる状態となれば精神疾患のひとつです。その影響は精神面や身体面にもあらわれていき、仕事や家庭生活など生活面にも支障が出てくることがあります。
早期に治療へ繋がることが大切
アルコール依存症は「不認の病」ともいわれるように、本人は自分が病気であることを認めたがらない傾向にあるため、適切な相談や治療に繋がりにくいという問題があります。
また、治療を受けるなどしていったんお酒をやめても、その後一度でも飲むと、元の状態に戻ってしまうので、アルコール依存症からの回復には、本人が治療に対して積極的に取り組むことはもちろん、家族を始め周囲のサポートが大切です。
そのため、令和5年度12月15日金曜日よりアルコール健康障害相談日を開設します。
対象者
アルコールの問題を抱える当事者とその家族等
実施日
毎月第3金曜日13時時30分~16時30分〈予約制〉
※第3金曜日が休日・祝日の場合は第4金曜日に繰り越します。
予約方法
お電話にて承ります。
実施者
精神保健福祉相談員、保健師等
実施方法
面談等
支援内容
家族相談・適正飲酒指導、治療の必要な方への動機付けなどを行います。
実施場所
中和保健所
連絡先
電話:0744-48-3038(平日8時30分~17時15分)
住所:奈良県橿原市常盤町605-5(奈良県橿原総合庁舎)
※まほろばキッチンの裏側にある施設です。
関連リンク
奈良県アルコール依存症に関する相談・治療についてホームページ
厚生労働省e-ヘルスネットによるアルコール健康障害について〈外部リンク〉
厚生労働省ホームページ〈外部リンク〉
自助グループ及び家族会について
奈良県断酒会連合会(断酒会及び家族会等について)〈外部リンク〉
AA関西セントラルオフィス(自助グループ)〈外部リンク〉
アルコール関連問題のスクリーニングAUDITについて
独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター〈外部リンク〉