奈良公園において、昨今のインバウンドを中心とした観光客の増加に伴うポイ捨てごみに対応するため、以下の実証実験を行います。
実験概要:
・「スマートごみ箱」を奈良公園バスターミナルの屋内・屋外の2箇所に設置し、ごみの集積状況(量、種類、時間帯等)を調査。
(令和7年1月10日~2月中旬までの1ヶ月の設置実験を予定。)
・併せて、奈良公園周辺のごみのポイ捨ての現状について実態把握調査。
経 緯:
・奈良良公園一帯は、国の天然記念物「奈良のシカ」が多数生息しており、鹿との共生の観点から、昭和60年代に奈良県としてごみ箱を撤去して以来、公園内に公的なごみ箱はなく、ポイ捨ては、公園管理者である奈良県による清掃やボランティア等の回収活動等
により対応している。
・インバウンドを中心に観光客が増加したことに伴い、奈良公園内及びその周辺地域にポイ捨てされるごみは増加傾向にあり、未来に向けた多様な文化・生活様式の来訪者の継続的な受け入れとポイ捨てごみの縮減、鹿の誤食予防等の観点からデジタル技術を活用したごみ箱の設置・モニタリング、継続可能な取り組みについて、実証実験による効果検証を行う。
参考資料:
・報道資料(pdf 134KB)
・IoTスマートゴミ箱 SmaGO