奈良県教育委員会では、障害のある人もない人も、ともにやり甲斐をもって働くことができる職場づくりに取り組んでいます。
障害のある人が、能力や特性を生かして奈良県の学校教育の向上に貢献できるよう、以下のような就労形態を設けていきます。また、学校現場と教育委員会との調整、障害のある方の働き方、相談等に対応する障害者雇用総合アドバイザーを教育委員会内に配置しています。
なお、障害のある人が社会の中で働く体験ができる職場実習を、令和6年11月から県立学校においても実施しています。(令和6年度の募集は終了しました)
1 学校サポートチーム(パートタイム会計年度任用職員)
■ 県立学校等を拠点として、地域内の県立学校等を巡回し、清掃や環境整備業務、事務補助業務を行います。
■ 令和7年1月から県庁内に1チームを試行的に設置し、順次、県内に拠点を設けていきます。
■ 1チーム3~4名で構成し、各チームに支援者(障害者業務支援員)を1名配置します。
■ 学校サポートチームメンバーは、パートタイム会計年度任用職員として教職員課が公募して、採用します。
2 教員業務支援員(フルタイム会計年度任用職員)
■ 全県立学校に教員業務支援員を配置し、事務補助作業を通して、教職員の職務能率向上に貢献する業務を行います。
■ 教員業務支援員は、フルタイム会計年度任用職員(パートタイム任用可)として各校にて公募の上、採用します。
3 教育委員会事務局職員(フルタイム会計年度任用職員)
■ 県教育委員会事務局に事務補佐職員として配置し、教員委員会事務局内の業務能率向上に貢献する業務を行います。
■ 教育委員会事務局職員は、フルタイム会計年度任用職員として教育委員会事務局各課室にて公募の上、採用します。
4 公立学校教員採用候補者(障害者特別選考:教諭)
■ 教員免許状を有し、出願時点において、身体障害者手帳(1~6級)、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳のいずれかの交付を受けている人を対象として、公立学校教員採用候補者選考試験において障害者特別選考を行っています。