昨年度より整備を進めてまいりました「奈良県河川情報システム」が、このほど完成し、令和2年12月1日より新しいシステムに移行します。
新しいシステムでは、地図上から雨量や水位の基準値超過情報を直接確認できるとともに、サーバーの二重化により安定的に情報を提供できるようになりました。
また、情報をきめ細かく提供するため「危機管理型水位計」や「簡易型河川監視カメラ」の設置を進めており、先行して設置完了した各20基の供用も開始します。これにより、全県で、水位情報は77箇所、画像情報は36箇所で確認することができるようになりました。
気候変動の影響もあり、雨の降り方が変わってきています。水害時に、いち早く安全な避難行動をとるために、新「奈良県河川情報システム」をご活用ください。
※今後、アラームメール送信の運用開始(12月下旬予定)、残りの危機管理型水位計と簡易型河川監視カメラの設置(令和3年度予定)を行います。
○奈良県河川情報システムURL:http://www.kasen.pref.nara.jp/gispub/
○報道資料