農業研究開発センター

農業研究開発センターでは、

1. 優良品種の育成(育種)

2. 加工商品の開発と加工技術の研究(加工)

3. 高品質に繋がる生産技術の開発(高品質)

4. 安定生産技術の開発(安定生産)

5. 省力化技術の開発(省力化)

6. 環境保全型農業技術の開発(環境保全)

7. 薬用作物の安定供給(漢方)

の7つの視点から、オンリーワンの研究開発を目指し、奈良ブランド力の強化を図っていきます。

新着情報

令和3年11月20日開催 農業研究開発センター公開デーの動画を掲載しました

令和3年11月20日(土曜日)、当センターの研究業務を知っていただくとともに、本県の食と農への関心を高める機会を設けることを目的に、公開デーを開催しました。主に大学生や高校生の学生の方を対象とするのは初めての取組でしたが、参加いただいた方からは、「当センターの研究内容への関心が深まった」等の意見があり、好評でした。

公開デー開催の様子は以下の動画よりご覧いただけます。

 公開デー動画

 農業研究開発センター 季節の風景

(令和5年9月28日更新)

土着天敵「タバコカスミカメ」/本所 環境科

 当センターでは、殺虫剤に頼らない害虫防除技術のひとつとして、土着天敵を活用した防除体系の確立を目指しています。「タバコカスミカメ」は土着天敵のひとつで、防除の難しいアザミウマ類やコナジラミ類を捕食することで注目されています。センター内にはタバコカスミカメが大好きなゴマを植えており、8月から秋にかけてその姿を見せてくれます。

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(写真左から:天敵温存植物のゴマ、タバコカスミカメ

 

薬用作物「ヒロハセネガ」/大和野菜研究センター

 ヒロハセネガは宇陀地域で近年栽培が試みられている薬用作物です。生産現場で採種された種子の発芽率にばらつきがあることから、大和野菜研究センターでは採種の時期や保存方法が発芽率に及ぼす影響を調査しています。

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(写真左から:ヒロハセネガ栽培ほ場、ヒロハセネガの花、発芽試験)