農業研究開発センター

農業研究開発センターでは、5つの重点目標に研究資源を重点的に配分し、これらの重点目標に向けた具体的な研究課題を設定して、研究開発に取り組んでいます。

1. 新たな奈良県農業の取組を支える

2. 「奈良の食」の魅力を活かす

3. 新技術に取り組む特定農業振興ゾーンを支援する

4. 大規模産地の継続的な発展を支える

5. 将来の環境変化に対応する

新着情報

新型コロナウイルス感染拡大防止への対応について

近府県を対象地域とする「緊急事態宣言」が発令されている状況を鑑み、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、農業研究開発センター及び病害虫防除所(桜井市)、果樹・薬草研究センター(五條市)、大和茶研究センター(奈良市)、大和野菜研究センター(宇陀市)では、次のとおり対応しております。ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。なお、農業研究開発センター内に入居しております、なら食と農の魅力創造国際大学校アグリマネジメント学科及び薬事研究センターも同様の対応とさせていただいております。

なお、今後の状況によっては変更になる場合もございますので、最新の状況につきまして、当ホームページで随時ご確認ください。

【ご来館される方へのお願い】

・ご来所の際には、事前にご連絡をいただくようお願いいたします。

・当センターにご来所の際は必要最少人数としていただき、手指消毒・マスクの着用等のご協力をお願いします。

・当センター入口にアルコール消毒液を設置しておりますので、ご利用をお願いいたします。


【会議室の利用について】

・以下の施設の会議室を利用して、会議等を行われる場合については、中止、延期または規模縮小等の検討をお願いします。

   ・農業研究開発センター(桜井市)
   ・果樹・薬草研究センター(五條市)
   ・大和茶研究センター(奈良市)
   ・大和野菜研究センター(宇陀市)

 農業研究開発センター 季節の風景

(令和6年12月25日更新)

用土の代替資材/本所 栽培・流通科

 花壇苗の用土として用いるピートモス等の輸入資材の入荷が不安定となっており、価格が高騰しています。そこで、当センターでは、代替資材として国内で安価に入手できるもみ殻に着目し、パンジー等の用土にもみ殻を混入した栽培試験を行っています。

panji momigara

(写真左から:もみ殻を混入した用土で育つパンジー、代替資材のもみ殻)

 

土壌成分量の調査/本所 環境科

 毎年、県内の各地点において継続的に農地の土壌成分等を調べる土壌調査を実施しています。栽培する作物や施肥の状況によって土壌中に含まれる成分量が異なるため、生産者へのアンケート調査を実施しつつ、土壌中の炭素、窒素、リン酸およびカリウムといった成分量の分析を行っています。

yousu danmen

(写真左から:土壌の採取、採取した土壌の断面)

 

ヤマトトウキの収穫/果樹・薬草研究センター

 当センターでは、薬用作物ヤマトトウキに関する研究を行っています。開花すると根の品質が損なわれ、生薬として使えなくなります。そこで、ヤマトトウキの抽苔しにくい品種の育成や葉の収穫などによる根の品質改善策の検討を行っています。

tutiotosi kansou

 (写真左から:根の土落とし、収穫後の乾燥)