農業研究開発センター

農業研究開発センターでは、5つの重点目標に研究資源を重点的に配分し、これらの重点目標に向けた具体的な研究課題を設定して、研究開発に取り組んでいます。

1. 新たな奈良県農業の取組を支える

2. 「奈良の食」の魅力を活かす

3. 新技術に取り組む特定農業振興ゾーンを支援する

4. 大規模産地の継続的な発展を支える

5. 将来の環境変化に対応する

新着情報

令和6年4月1日からの組織体制について

令和6年4月1日より、次の組織体制にて活動します。

 

農業研究開発センター
〒633-0046 奈良県桜井市池之内130-1
TEL:0744-47-4491(代表) FAX:0744-47-4851

 

研究企画推進部
 総務課     0744-47-4491(代表)
 研究企画推進課 0744-47-4493

研究開発部
 栽培・流通科※ 0744-47-4494
 環境科     0744-47-4496
 果樹・薬草研究センター
   〒637-0105 五條市西吉野町湯塩1345
   TEL:0747-24-0061   FAX:0747-24-0063
 大和茶研究センター
   〒630-2166 奈良市矢田原町乙470-1
   TEL:0742-81-0019   FAX:0742-81-0652
 大和野菜研究センター
   〒633-0227 宇陀市榛原三宮寺125
   TEL:0745-82-2340   FAX:0745-82-7841

※ 組織改編に伴い「栽培・流通科」に名称変更
  旧育種科の業務は、栽培・流通科が所管します。
  旧加工科の業務に関するお問い合わせは、研究企画推進課で対応します。

 

 農業研究開発センター 季節の風景

(令和6年9月19日更新)

稲架掛け(はさがけ)/本所 栽培・流通科

 センターでは、様々な水稲の品種を少しずつ栽培し、個別に収穫・乾燥・脱穀をしています。稲刈り後は、雨がかからないようにビニールハウスの中に稲木(いなぎ)を立てて、品種ごとに一坪分の稲を稲架掛け(はさがけ)し、自然乾燥を行っています。

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 (写真:稲架掛けの様子)

 

河川中の農薬調査/本所 環境科

 5~11月にかけて、河川中に流入している農薬濃度を調査しています。特に水稲(水田)で使用される農薬は、水路から河川へ流れ込むことがあり、定期的に河川の水を採取し、その濃度を測定しています。また、捕集剤で対象物質を吸着させるパッシブサンプラーを用いた新たな調査方法を導入しています。

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 (写真左から:河川水の採取、河川に設置したパッシブサンプラー

 

ハウス柿の収穫/果樹・薬草研究センター

 果樹・薬草研究センターでハウス柿の収穫が始まりました。ビニールハウスで冬から暖房を入れて育てることで、通常よりも早く柿を収穫できます。なお、奈良県はハウス柿の栽培面積が全国一位であり、センターでは様々な品種の試験栽培を行っています。

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 (写真左から:ハウス内の様子、収穫作業)