高校生熱中講座を開講しました! 一覧へ 県内の高校生を対象にした「高校生熱中講座」~これからの林業や県南部・東部地域の話をしよう~を開講しました!! 講師として、安藤直人東京大学名誉教授にお越しいただき、木を「伐って、活かして、植えて、育てる」という木材利用の循環の大切さや、木の有する特質、海外の建築事例等を、写真をふまえてご講義していただきました!!! <日時>平成27年7月25日(土) 13時~16時 <場所>奈良県立医科大学 <特別講師>安藤直人氏 (東京大学名誉教授、東京大学院農学生命科学研究科 木質構造学研究室(JKHD)特任教授、慶應義塾大学(SFC)特任教授) <参加校>県内の高校30校(生徒141名、教員39名) 【講座の流れ】 (1)奈良県農林部長より開会の挨拶が行われた (2)奈良県奈良の木ブランド課から報告が行われた 報告1「奈良県の林業や県南部・東部地域の現状について」 報告2「奈良の木について」 (3)<特別講義>安藤直人東京大学名誉教授より、「今、なぜ木の時代か?」というタイトルで講義が行われた (4)生徒の感想文について安藤東京大学名誉教授より講評、質疑応答 生徒たちが講義を受けてまとめた感想文について、安藤東京大学名誉教授から講評がなされた。 また、質疑応答の時間も設けられ、 「奈良県特有の急峻な地形により、集材が難しいことについてどう思うか?」 「木を使うことは良いと思うが、『耐火』の側面についてはどう考えたら良いか?」といった生徒の質問に安藤東京大学名誉教授は応じた。 最後に、安藤名誉教授は、「若い木が多くの二酸化炭素を吸い込み成長していくように、君たちもこれから多くを吸収し伸びていく存在。興味を持ったら現場に出て学んでほしい。そして、周りを巻き込んで、情報を発信していってほしい。」と熱く伝え、講義は終了した。 (5)奈良県教育委員会教育長より閉会の挨拶が行われた