第1回目「奈良の木の匠」養成塾を開講しました! 一覧へ 事業概要 「奈良の木」は素材としての強さや美しさで知られていますが、利用拡大を図るためには、その魅力的な利用や営業提案ができる人材が必要とされています。 そこで県では、製品・建築・デザイン等の切り口から奈良の木の魅力を学ぶ講義や、森林や製材加工施設、モデルハウス等の現地見学を通じて、未来の奈良の木の匠を育てる「奈良の木の匠養成塾」を計4回開講し、平成28年1月16日(土曜日)に第1回目を開講しました! 日時・場所等 ○日時:平成28年1月16日(土曜日)10時半から16時まで ○場所:奈良県社会福祉総合センター(橿原市大久保町320番11) ○参加者:工務店・設計士・デザイナー・住宅販売営業者・学生等 計49名 講義様子 (1)「日本・奈良県の森林・林業」(奈良県農林部林業振興課 熊澤課長) 世界・日本・奈良県の森林データの比較、森林の働き、林業の歴史、施業方法等について講義いただきました。 (2)「寺社建築の維持管理と木材の使われ方について」((株)瀧川寺社建築 瀧川代表取締役社長) 全国で多くの寺社の修理、建築を手がけてきた経験を具体例として、木材の使われ方についてご講義いただきました。 (3)「木材の魅力と奈良県産材の特長」(奈良県森林技術センター 伊藤所長) 木質材料、樹木の成長、木材の性質(異方性、膨潤・収縮、腐朽、燃焼等)、吉野材の特長、奈良県森林技術センターの研究等をご講義いただきました。