第3回目「奈良の木の匠」養成塾を開講しました! 一覧へ 事業概要 平成28年2月6日(土曜日)に、「奈良の木の匠」養成塾の第3回目を開講しました! 本事業は、住宅販売の営業担当者・工務店・設計士・デザイナー・学生等を対象に、奈良の木の特徴や使い方についての講義の他、銘木店・製材所・市場等を見学し、奈良の木についての理解を深めていただき、奈良の木の利用提案をできる人材を養成することを目的としています。 日時・場所等 ○日時:平成28年2月6日(土曜日) 9時00分から16時30分まで ○場所:黒滝村・下市町・五條市・御所市 ○参加者:住宅販売の営業担当者・工務店・設計士・デザイナー・学生等 計37名 見学内容 (1)(株)徳田銘木 (「木材の有効活用」) 徳田銘木では、複雑に曲線を描く木の根っこ、多くの枝が出ているひのきなど、さまざまな自然木を見学しました。併せて、施工事例の講義も受けました。 水圧を利用した自動の皮むき機も見学しました。 (2)林地見学(「手入れされた山と手入れが遅れている山の比較」) 林地の明るさ、土の様子、木の太さ等の違いを見学し、手入れされた山と手入れが遅れている山の違いを学びました。 (3)(株)櫻井(「大型集成材工場の見学」) 減圧乾燥機で乾燥させた柱角を見学しました。減圧乾燥による、色・艶を損なうことのない乾燥方法について説明を受けました。 集成材工場の見学を行いました。倉庫としての役割も担う工場では、その大量の在庫量に圧倒されました。 (4)高田木材協同組合(「奈良県地域認証材の生産工程(グレーディングマシーン)の見学」) グレーディングマシーンを用いて奈良県地域認証材が生産される工程を見学しました。 柱角の強度と含水率がつきづきと計算され印字される工程に、受講者は感心している様子でした。