『熊本県における高病原性インフルエンザの発生に伴う対応』について(第1報)
<熊本県での発生状況>
・発生疑い農場:熊本県球磨郡(くまぐん)多良木町(たらぎまち)
・飼養者が同一の農場:同郡相良村(さがらむら)
・飼養状況:肉用鶏、両農場の飼養羽数、約 11万2千羽
・経緯:4月14日(月)殺処分終了予定
<発生を受けて>
1 情報収集
2 家きん飼養者への聞き取り調査・注意喚起
○ 4月13日(日) 家畜伝染病予防法により届出をしている家きん飼養者110戸
へ家畜保健衛生所より、FAX送信または郵送
・異常の有無 ・飼養衛生管理の再確認
・早期通報の再徹底 → 現時点で異常の連絡無し
○ その他の家きん飼養者(ハトを含む)
・県HPに掲載
<これまでの取組>
1 飼養衛生管理の徹底(家畜保健衛生所巡回9月~2月)
2 モニタリング調査 定点モニタリング(3農場、毎月実施、1年間にのべ36戸360羽)
強化モニタリング(10月~5月実施、H26年3月までに合計250羽)
<今後の取り組み>
○ 家きん飼養者への立入検査・指導
・飼養衛生管理基準の徹底指導と遵守状況の再確認
・消毒薬の配付
○ 県における危機管理体制の再点検
【報道機関へのお願い】
1 我が国では家きん肉及び家きん卵を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に
感染した事例は報告されていません。
2 各農場への取材は、本病を含む家畜伝染病のまん延を引き起こすおそれがあること、
農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いい
たします。
3 今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根
拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いします。