来る1月26日(火)は第63回「文化財防火デー」です。
文化庁・消防庁は、1月26日が、法隆寺金堂壁画が焼損した日(昭和24年)にあたることから、この日を「文化財防火デー」と定めています。
目的は、文化財を火災・震災その他の災害から護ることにあり、この日を中心として全国的に文化財防火防災活動を展開し、有事に備えた実地訓練であると同時に、国民一般の文化財愛護思想の高揚を図るものです。
奈良県内においては、この運動をより強力に推進するため、これを週間行事(「文化財防火週間」1月23日~29日)として、文化財所有者・管理者、消防関係者、市町村関係者及び地域住民の協力の下で、別表に示す防火防災訓練等を実施します。
<平成28年度 文化財防火週間訓練実施予定>(PDFファイル)
(文化財防火デーの沿革)
昭和24年1月26日 法隆寺金堂壁画焼損
昭和25年5月30日 文化財保護法制定(上記事故が契機)
昭和30年1月26日 「第1回文化財防火デー」実施
▽ (以降、毎年実施)
平成29年1月26日 「第63回文化財防火デー」実施