奈良県育成のイチゴ品種「奈良10号」について、3月から4月にホームページ等で名称を募集し「奈乃華（なのか）」として農林水産省に品種登録出願を行っておりましたが、令和2年11月10日に出願公表を受けました。今年度も試験的に栽培を行っており、まだ栽培面積は小さいですが、今後は「奈乃華（なのか）」という名前で販売されます。
なお通常、品種登録までには出願から2～4年かかる見込みです。 
～奈良県育成イチゴ新品種「奈乃華（なのか）」について～
◯品種の特徴
・糖度・酸度が比較的高く、バランスが良い。
・4月以降の食味も良好。
・果皮は光沢があり、赤色。果肉は淡紅色。
・果実は円錐形で大きい。
・果皮・果肉ともに適度な硬さ。
◯育成経過
県農業研究開発センターにおいて、「さちのか」と「とちおとめ」の交配から得られたセンター育成系統に「古都華」を交配し、平成25年に得られた約4,500株の中から選抜し、新品種候補としました。
◇◇「奈乃華（なのか）」紹介（PDF）◇◇
※品種登録出願中
出願番号 第34891号
出願日 令和2年8月26日
出願名称 「奈乃華（なのか）」
◯お問い合わせ
奈良県食と農の振興部農業水産振興課 園芸特産係（上野・神川）
〒630-8501 奈良県奈良市登大路町30
TEL:0742-27-7443 FAX:0742-22-9521