標記の件について、令和4年11月28日からモロッコのラバトで開催されている無形文化遺産保護条約にかかる第17回政府間委員会で、日本国からユネスコ無形文化遺産代表一覧表への登録に向けて提案されていた「風流踊」の「代表一覧表」への記載が決定した旨の連絡が文化庁文化資源活用課文化遺産国際協力室よりありましたのでお知らせいたします。
なお、「風流踊」は国指定重要無形民俗文化財である41件で構成されており、本県の「十津川の大踊」(吉野郡十津川村)が含まれています。本県では平成21年の「題目立」に続き2例目の登録となります。
「大踊」は男性が中心となる戦国期から近世初期に広まった風流踊の形を受け継ぐ華やかな踊りで、現在は十津川村の小原と武蔵、西川地区に残されています。風流踊は、県北部ではおもに雨乞いの踊りとして伝わっていますが、南部の十津川村では、盆踊りの演目として踊られてきました。
「十津川の大踊」の映像は下記URLからご覧になれます。
十津川の大踊(小原)
https://nara-archive.net/each.php?id=zX5qT6pDAUU
十津川の大踊(武蔵)
https://nara-archive.net/each.php?id=b6iM6pyEfdM
十津川の大踊(西川)
https://nara-archive.net/each.php?id=PvKwBWEMN6A
十津川の大踊
https://nara-archive.net/each.php?id=WYLpqTXi3nU
十津川の盆踊り
https://www.youtube.com/watch?v=nmZC8C2Ei_A